奈良県男女共同参画週間
奈良県女性センター(奈良市東向通り)では、6月28に日~30日は、男女共同参画週間として「一人ひとりの個性を生かして多様な社会」をテーマに、20余団体・グループによる様々のイベントが開催されます。
奈良女性史研究会では、6月29日(土)14時30分からNHK名古屋放送局が制作したドキュメンタリー「告白」を上映し、制作ディレクターと共に、テーマめぐって話し合います。太平洋戦争前から戦中にかけて、当時の大日本帝国は国の政策として満州(=現在の中国黒竜江省~モンゴル付近)への開拓移民を奨励し、村ぐるみ移住し新天地の開拓に力を尽くした人々が27万人を越えていました(=満蒙開拓団)。終戦とともに、国からも軍からも見放された開拓団の人たちは、中国大陸の奥地から、どのようにして帰国してきたのでしょうか?帰路を失い、大陸の土着の人の略奪にあい、集団自決した村も数多かったと聞きます。その中で、無事帰国できた岐阜県のある村では、90歳半ばを越えた女性たちが、長く伏せられていた衝撃の事実を、いま初めて語り始めたのです・・・・。
ぜひ催しにご参加ください。深くて重い歴史の課題を、次世代に語り継ぐべく、ご一緒に考えましょう!。
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