追分梅園 観梅会

追分梅園のティピ

追分梅園観梅会が3月8日(木)から18日(日)まで開催されます。追分梅林はかつて、数千本の梅の木が植えられ、奈良の梅林として有名でしたが、10年ほど前に突然の水の滲出で、梅の木の多くが枯れる水災に見舞われ、その後、土地造成や梅の苗木の植樹など、地域の方々の復興にかけた努力によって、昨年から観梅会が開けるようになりました。でもまだ、梅園再開はほとんど知られていません。

今年は、チラシにあるように、10日間の期間を設け、奈良追分協議会が主催し、G&L共生研究所や近畿大学農学部学生有志が協力して野開催です。3月17日(土)と18日(日)には、大和橘の苗の植樹会も行います。記念植樹として、ぜひご参加ください。(両日先着20名様限りです。)両日は、若年認知症サポートセンターきずなやの農福連携の品物 や近畿大学の学生さんたちの温かい飲みもの店も出店します。

梅と橘は万葉集の時代から、その香りで多くの歌に詠まれています。平安時代には内裏の紫宸殿庭に「右近の橘、左近の梅(今は桜)」が植えられていたということです。梅林から少し上がると、アメリカインディアン住居として知られるテイピーが設置されたイベント広場があり、その周りに橘を植え、春から多彩なイベントが企画されています。大和橘は、日本の固有種ですが、絶滅が危惧されています。そこで、なら橘プロジェクト推進協議会を中心に、大和橘の復活と地域資源化が進められています。

再開された追分梅園観梅会に、大勢の皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

 

 

生体内D-アミノ酸研究の最前線

「生体内D-アミノ酸研究の最前線」セミナーが、8月30日(木)14:00~16:00に、奈良女子大学理学部会議室において開催されます。京都大学未来創成学国際研究UNITと奈良女子大学共生科学研究センターの共催です。このセミナーは、G&L共生研究所の池原健二奈良女子大学名誉教授のコーデイネートにより開催がされることとなりました。講師の一人、藤井紀子教授(京都大学複合原子力科学研究所客員教授)が「D-アミノ酸研究の最先端」と題して、D-アミノ酸研究の現状についてお話になります。特別招待講演として、イタリアのナポリ第二大学のAlessandro Usiello教授が「D-Aspartate oxidase activity prevents D-aspartate dependent NMDA neurotoxicity」と題してお話になります。ご講演の概要:生体内のアミノ酸は、すべてL-型で、D-アミノ酸は、存在しないと定義されてきました。しかし、近年、脳内で、D-アスパラギン酸(D-Asp)が神経伝達に関与するNMDA受容体に結合することが明らかになりました。D-Aspは、神経毒性がありますが、その毒性をD-Asp酸化酵素が防ぐという最新の研究を発表します。

 

奈良地域デザイン研究所一般社団法人設立記念祝賀会

本日(7月29日(日))、表記祝賀会が奈良ロイヤルホテルで開催されました。台風が奈良直撃という状況でしたが、会が開催されるときには、幸いなことに警報も注意報も解除されていました。100人ほどの参加者もほぼ全員が集いました。主催者挨拶として、村内俊雄理事長が設立経緯報告を含めて挨拶しました。来賓祝辞として、奈良市長、知事代理、衆議院議員、参議院議員などの祝辞がありました。県会議員、市会議員などの参加もあり、地域デザイン研究に対する関心の高さが伺えました。研究所の各研究員による、研究の概要や抱負も述べられ、これからの進展とそれらの結果が地域へ還元されることが楽しみです。

 

 

親子で楽しむデッサン能

「親子で楽しむデッサン能」が8月11日(土・祝)に、奈良市ならまちセンターで開催されます。国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」として、NPO法人「宙(おおぞら)塾が主催し、奈良市総合財団が共催、G&L共生研究所が協力して行います。

デッサン能とは、能を「絵で例えるなら、最も大切なエッセンス・骨子をデッサンのように描き取る」という意味でつけたネーミングです。わが匡の伝統芸能「能楽」の神髄を、大人も子どもも共に、理解する機会となります。能を体験し、理解できるこの機会に、次世代への継承や日本の美について考えましょう。募集対象は、小・中学生とその保護者(高校生、大学生、外国人観光客の可)です。皆様のご参加(参加費無料)をお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都大学未来創成学国際研究ユニットセミナー(第12回)

本研究所の池原健二博士が、京都大学未来創成学国際研究ユニットの村瀬先生に招待され表記のセミナーで講演しました。対象は各研究科にまたがる大学院生で、場所は、京都大学基礎物理学研究所研究棟1階102号室でした。

講演タイトルは、「GADV仮説とタンパク質0次構造ー物質から生命への転換原理ー」でした。基礎物理学研究所の青木所長や総合生存学館(思修館)の山口教授も参加してくださいました。生命の起源に関する話で、専門分野の異なる先生や学生さん達でしたが、とても熱心に聞いていただき、また有意義な議論ができました。16時半から18時までの予定が18時半まで続き、池原博士ものりのりで大熱演でした。終わってからの食事会でも、池原節全開で、結局帰途についたのは、21時でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の講演を機会に、生命の起源など創発理論についてのさらなる議論の場が広がることが期待されます。

 

明治維新とは何か?

明治維新150周年記念連続セミナー「明治維新とは何か?」の第2回「夜明け前」論が奈良女子大学で開催されました。

講師は、田中希生氏(奈良女子大学文学部助教)と平野明香里氏(奈良女子大学大学院博士後期課程)でした。田中氏は「「夜明け前」論~島崎藤村について~」、「もう一つの夜明け前~応仁の乱から明治維新~」と題して講演しました。「「夜明け前」論~島崎藤村について~」では、◎島崎藤村と自然主義文学、◎藤村の長編小説~封建社会をめぐって~、◎近世から近代へ~近年の歴史研究~について、「もう一つの夜明け前~応仁の乱から明治維新~」では、◎死と国家,◎夜の到来~応仁の乱~、◎豊臣政権の意味~国家祭祀復興、死者の世界の再統治~、◎ふたたびの夜~近世社会、死の抑圧~、◎夜の爛熟~恋の抑圧~、◎二つの光明~井原西鶴と本居宣長~、◎夜明け~死と恋の抑圧を越えて~、という内容で、大変熱のこもったご講演でした。平野明香里氏は、「「夜明け前にみる国学と明治維新」と題して、1.本論の視座ー<歴史的事実>の在り方を巡ってー、2.「夜明け前」にみる明治維新:(1)国学に対する評価、(2)「夜明け前」にみる国学と明治維新、(3)「夜明け前」のその後、3.補論 明治期修史事業にみる思想の相克、4.本論のまとめ、という内容でした。こちらもなかなかの力作でした。最後に小路田副学長によるコメントと質疑がありました。

 

 

吉田生物研究所バイオ情報研究部門を訪問しました

昨日、京都の山科にある「吉田生物研究所バイオ情報研究部門」を訪問しました。5月26日(土)に、京都大学楽友会館において開催された日本科学者会議京都支部第27回自然科学談話会の世話人をされた、和田明先生からのお誘いにより、池原先生が生命の起源に関する談話会での「GADV仮説」講演の追加説明をしました。さらに、RNAワールド仮説の問題点を議論し、大いに盛り上がりました。また、和田明研究部門長は、80歳というご高齢とはとても思えない若々しい方で、現役でバリバリ仕事をされている方でした。専門の大腸菌の100Sリボソームの研究について、情熱的なお話を伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観光による地域の食と農の価値の再発見

奈良女子大学公開講座「観光による地域の食と農の価値の再発見ーネパール・ベトナム・奈良を事例にー」に参加しました。講師は、青木美紗氏(生活環境学部生活文化学科講師)でした。ネパールでは、伝統農業がオーガニック農業ということで、観光に結び付けて発展しつつあるようです。ベトナムでも観光と結び付けた農業が模索されているようでした。奈良の事例は、伝統の食と観光を結び付けるというものでした。追分梅園での追分梅園組合、若年性認知症センター「きずなや」、近畿大学農学部、G&L共生研究所などが学生達と進めている活動も農業、福祉、観光、食を結び付けようとしているもので、奈良女子大学とも連携ができると良いですね。

報告内容:1.食と農における観光の動向、2.ネパールにおける観光による「有機農業」の広がり(2008年~2009年の調査)、3.ベトナムにおける伝統的農業の観光化とその課題(2013年~2015年の調査)、4.奈良における食品産業の観光とその可能性(2016年度の調査)、5.まとめ



 

高野山金剛峰寺で菜種油の奉納をしました

高野山金剛峰寺において、6月11日(月)、菜種油の奉納をしました。宙塾の黒飛さんとナルク奈良の3人の方々と一緒でした。数十年ぶりに訪れた高野山は、京奈和道路がつながって、かつらぎ町まで1時間ほどで、そこから高野山まで30分ほどで到着しました。高野山の入口の大門はさすがに立派なものでした。

金剛峰寺では、本堂に案内され、ご本尊の前に、菜種油を奉納しました。G&L共生研究所の菜種油からも1本奉納しました。

 

Green Gift 記紀万葉の道巡りが開催されました

Green Gift 「菜の花と橘で結ぶ記紀万葉の道巡り」が天気予報の雨天60%にもかかわらず決行されました。ところが、晴れ男、晴れ女が多かったせいか、イベントが行われている間、雨は降りませんでした。さすが、参加者の皆さんは日ごろの行いが良いようでした。まずは、霊山寺に集合し、本堂前で菜種油の奉納を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、ウオーキングで、追分梅園に行きました。追分梅園では、追分協議会の方々や近畿大学農学部の学生達が梅狩りの準備をしてくれていました。主催者の宙塾の黒飛さんが挨拶をして、その後、東京海上火災日動の方、日本NPOセンターの方々からの挨拶がありました。

 

 

 

 

 

 

梅狩りを楽しんだ後、県立自然公園の子供の森までウオーキングしました。そこでは、森づくり奈良クラブの方による子供の森の紹介と木工体験がありました。また、登美の里に伝わるノミノスクネと神武天皇の戦などの伝承について、黒飛さんと近畿大学学生による紙芝居を観賞しました。

最後は、菜種の脱穀と油絞り体験を行いました。子ども達は大喜びで足で乾燥した菜種を踏んで、篩で種と殻を仕分けし、唐箕を使って、種を選別しました。さらに油絞り機で油を搾りました。