親子で楽しむデッサン能
本日、12月16日(日)、「親子で楽しむデッサン能」が生駒郡斑鳩町のいかるがホールにおいて開催されました。国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」の助成も受けました。このデッサン能は、金剛流シテ方の植田恭三氏が18年前にNPO法人宙塾とともに、子供たちや外国人にも理解できるように、能のエッセンスについての解説や体験を行うために開始したということです。今までは、奈良市内の奈良市ならまちセンターで行われていましたが、今回は、能楽の始まりの地、斑鳩で行われました。
植田氏がご病気から快復したばかりということで、実際の指導は、同志社大学の能楽クラブの学生達が中心となって、子供たちの指導をしてくれました。また、学生の一番弟子の藤田君が「猩々」を演じてくれました。また、森田流能管演奏者の森田啓子氏も能管の体験指導や実際の演奏もしてくださいました。
いかるが小学校の能楽クラブの子ども達も参加し、すり足体験や能管演奏の体験を楽しみました。また、お能のクイズやおおぞらセブンスターズにより「猩々」の紙芝居も行われました。
最後に、お能に対するご貢献で、全国能楽協会から受賞されたことや今までの御指導の御礼に花束が植田恭三氏に贈られました。
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