「橘香る季節 西大寺に集う」が開催されました。
5月27日(土)、13時より第1回大和橘の未来を考える会「橘香る季節 西大寺に集う」が西大寺において開催されました。約70名が参加して、大茶盛を楽しんだ後、富研一博士の「大和橘の魅力」と題しての講演を聞きました。日本古来の「香道」のお話に始まり、日本の固有種である橘の香りについていろいろな事をお話いただきました。橘の香り成分の分析により、他の柑橘類とは異なる特有の成分構成からなり、香料としてユニークであること、抽出法により香が変化することなどいろいろと勉強になりました。また、果皮、葉、花からの抽出された香はそれぞれ微妙に異なることも分かりました。最後の「香りの都 奈良」構想はぜひ進めたいです。
参加した皆様には、橘の香りをつけた御朱印帳を配り、橘を植樹した寺社を巡ってもらうことにしました。
下の写真は、西大寺に植樹された橘が花をつけているところです。
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