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生体内D-アミノ酸研究の最前線

「生体内D-アミノ酸研究の最前線」セミナーが、8月30日(木)14:00~16:00に、奈良女子大学理学部会議室において開催されます。京都大学未来創成学国際研究UNITと奈良女子大学共生科学研究センターの共催です。このセミナーは、G&L共生研究所の池原健二奈良女子大学名誉教授のコーデイネートにより開催がされることとなりました。講師の一人、藤井紀子教授(京都大学複合原子力科学研究所客員教授)が「D-アミノ酸研究の最先端」と題して、D-アミノ酸研究の現状についてお話になります。特別招待講演として、イタリアのナポリ第二大学のAlessandro Usiello教授が「D-Aspartate oxidase activity prevents D-aspartate dependent NMDA neurotoxicity」と題してお話になります。ご講演の概要:生体内のアミノ酸は、すべてL-型で、D-アミノ酸は、存在しないと定義されてきました。しかし、近年、脳内で、D-アスパラギン酸(D-Asp)が神経伝達に関与するNMDA受容体に結合することが明らかになりました。D-Aspは、神経毒性がありますが、その毒性をD-Asp酸化酵素が防ぐという最新の研究を発表します。

 

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