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放送大学奈良学習センター池原所長最終講義

3月15日放送大学奈良学習センターにおいて、池原健二所長の最終講義「生命起源の謎に迫るーGADV仮説ー」が行われました。60人の定員を超える人が集り、会場はいっぱいになりました。池原先生の「GADV仮説」は、生命の起源がG(グリシン)、A(アラニン)、D(アスパラギン酸)、V(バリン)の4つのアミノ酸からなるタンパク質に始まる化学進化によるとする説です。現在、多くの科学者が遺伝情報と酵素活性をもつRNAを生命の起源とするRNAワールド仮説を信じているが、RNAワールド仮説には多くの疑問点があります。GADVタンパク質ワールド仮説のみが現在生命の起源を論理的に説明できる唯一の仮説と私には思われます。放送大学の学生さん達は皆熱心に講義を聞いて、また質問も多くでました。池原先生の真面目な人柄が多くの学生さん達をひきつけていることが良くわかりました。女性の学生さんからの花束贈呈を受け取られて、うれしそうな池原先生でした。

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