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奈良県北中部と奈良県南部の空家利活用事例と空家対策

本日、11月4日(日)、平成30年度奈良地域デザイン研究所第3回フォーラム「~空家の現状と利活用を考える~奈良県北中部と奈良県南部の空家利活用事例と今後の空家対策」が奈良市中部公民館において開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倉田智史氏(地域デザイン研究員、不動産鑑定士)の「空家対策の現状と地域活性化」では、(1)空家問題とは何か、(2)空家の現状と将来予測、(3)中古住宅市場活性化と空家問題、(4)空家問題の論点と解決策の方向性、(5)物理的な判断に市場性の判断を加えていく、(6)中古住宅市場活性化と空家問題、(7)取り壊すことによって生まれる価値、(8)空家対策での住宅ファイル制度の活用方、(9)空家等対策計画の推進、と大変中身の濃いお話でした。

米村博昭氏(奈良県建築士会会長)は、「奈良県北中部と奈良県南部の空家利活用事例と今後の空家対策」題して、(1)奈良県の空家の現状、(2)空家の発生による問題、(3)空家となったきっかけ、(4)空家等対策の推進に関する特別措置法の概要、(5)建築士会での取り組み、(6)奈良県内の空家対策、(7)空家活用の事例、(8)活用の問題点、をお話になりました。

南達人氏(上市まちづくりの会リターンズ代表・南工務店代表取締役)は、「奈良県南和地域で始めた空家活用事例と地域への効果」と題して、三奇楼という旅館の空家を活用した地域起こしを「上市まちづくりの会リターンズ」の結成により行った成功例の報告でした。行政、地元住民、近畿大学建築学科の学生などが集まって、盛り上げているようです。一度、三奇楼へ行ってみたくなるようなお話でした。

 

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