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「超快適スマート社会」への挑戦

けいはんなイノベーション共創シンポジウム「「超快適スマート社会」への挑戦」をグランフロント大阪まで聞きに行ってきました。タイトルの胡散臭さと違って、研究開発報告は、とても良かったです。報告者からも快適ということの解釈や影響の難しさが指摘されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小西行郎氏の「赤ちゃんの心を知り育てる~その手法と活用~」は、タイトルからは想像できないお話でした。赤ちゃんの時の種々の環境、特に睡眠リズムがその後の発達障害(自閉症、ADHDなど)やさらに認知症にまで関係するというお話でした。赤ちゃん学の重要性が強調されていましたが、赤ちゃん学は自分には関係ないと思っていたのに、重要な課題だと認識しました。

神原誠之氏は、「人の心に寄り添うアフェクテイブロボットの開発」と題しての報告でした。この間、東京ビッグサイトで開催された「国際福祉機器展」で見てきた対話型ロボット「Palro」や「ロボホン」の話も出てきました。これらのロボットはこれからさらに進化していくでしょうが、介護福祉の世界では、重要な役割を果たすことになりそうです。さらに、他にも活用できると思っています。

佐藤弥氏の「無意識の感情を脳科学で捉える~基礎から応用へ~」も大変興味深いものでした。意識は氷山の一角で、その下に無意識の世界が存在していることは納得できます。種々の手法を用いて、無意識を科学的に研究している態度はとても素晴らしいです。高校や大学でぼくがやりたくて出来なかった研究が今やアプローチ可能になってきているのです。

 

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