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奈良県下、京都府下のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)によるポスター発表

11月12日(土)、けいはんなプラザにおいて、奈良県立奈良高校が主催するSSHによる講演会とポスター発表が行われました。これは、「けいはんな情報通信フェア2016」(11月10日、11日、12日開催)の一環として開催されました。

講演会は、大阪大学の小川浩平氏が「人として人とつながるロボット」と題しての講演でした。最近、AI(人工知能)や人型ロボットの進歩が急速に行われています。内容は、アンドロイドなどの研究を通して人間の行動や考え方の理解につながるということでした。高校生からの質問にもありましたが、未来における人間とロボットの関係について、哲学的、倫理的議論もなされていると聞いて、さすがと思いました。

講演の後に、高校生達によるポスター発表が行われました。どの発表もSSHの高校生らしい力の入った発表で、大勢の人が参加していました。分野は、数学、物理、化学、生物などの分野にわたっていましたが、ぼくは生物と環境関連の発表を中心に聞いてまわりました。奈良高校「闇夜に生きるウミホタル」、南陽高校「田んぼの健康診断」、「奈良女子大付属「マツタケの人工培養を目指して」、奈良北高校「キアゲハの蛹の色彩決定機構』、青翔高校「柿炭疽病菌とイチゴ炭疽病菌に対する抗菌性物質の探索」、奈良学園高校「校内に自生する希少ラン科植物2種の生態学的研究」など力作が発表されました。

 

 

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