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山の辺の道で菜の花の移植とイノシシの獣害対策

1月16日(土)に、景行天皇陵周辺の山の辺の道沿いに種まきをした菜の花畑がイノシシの獣害に会い、まるで耕運機で耕作した畑のようになってしまいました(写真)。


4月9日、10日に予定している「第16回全国菜の花サミット in やまと」においては、大和の古道と崇神天皇陵、景行天皇陵などの歴史遺産、大和三山を遠望する晴らしい景観、そして満開の菜の花畑を全国から集まった菜の花プロジェクトのメンバーに楽しんでもらおうと思っていたのに、この有様になってしまいました。そこで、周辺に疑似電柵を張り、イノシシの侵入を防ぐようにしました。さらに残っていた苗を掘り返された場所に移植し、菜の花畑の復活を試みました。今から移植してうまくいくかどうか分かりませんが、なんとか皆で移植しました。菜の花プロジェクトは、菜の花栽培を循環型社会のモデルとする活動ですが、人間の活動による生態系の破壊がイノシシ、シカ、サルなどによる農作物の獣害の見本も提供するという状況となってしまいました。

 

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