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橘の香る法華寺門跡の「からぶろ」

法華寺門跡は、国宝十一面観音菩薩立像で有名ですが、約1300年前に光明皇后が浴室(からぶろ)をつくり、薬草を煎じてその蒸気で多くの難病者を救済されたことで、社会福祉の原点としても知られています。10月4日には、奈良オリエンタルフェステイバルの主催、なら橘プロジェクト推進協議会の協力で、橘を燃やしてその香を楽しみながら「からぶろ」に入るイベントがありました。写真は「からぶろ」の建物ですが、この中に小さな部屋が二つあり、中に3~4人が入れるようになっています。順番待ちの間に橘のお菓子やお茶を楽しんで、その後、浴衣に着替え、30分ほど蒸し風呂に入るわけですが、温度はかなり高く、サウナに入っているように、汗がとめどなく噴き出してきました。「からぶろ」から出て水を浴びると実に爽快な気分になりました。

 

 

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