大和橘取材
昨日は、大和橘の出版企画取材のために、なら橘プロジェクト推進協議会の城会長、京阪奈情報教育出版の加藤なほさん、G&L共生研究所の木村と一緒に、広瀬大社宮司樋口俊夫氏、やまと薬膳のオオニシ恭子氏、三輪山勝製麺の山下勝山氏を訪問しました。
広瀬大社は、水の守り神として知られています。崇神天皇九年(紀元前89年)、広瀬の河合の里長にご神託があり、一夜で沼地が陸地に変化し、橘が数多く生えたことが天皇に伝わり、この地に社殿を建て祀られるようになったということです。現在も、境内には橘の木が何本か植わっており、鬼瓦には社紋(神紋)として「橘」が彫られています。崇神天皇は、田道間守に不老長寿の木「橘」を探しに行かせた垂仁天皇より1代前の第10代天皇です。樋口宮司には、この辺のことについていろいろとお話を伺いました。
やまと薬膳のオオニシ恭子氏は、長谷寺の門前町に古民家を改造した「源氏物語」という薬膳料理のレストランと、料理教室の家をもっています。元は、ヨーロッパで「ヨーロッパ薬膳」を主宰していたのですが、東日本大震災のときに奈良の初瀬に移り、「やまと薬膳」活動しています。
三輪山勝製麺の山下勝山氏は、こだわりの3か条「1。絶対に美味しい麺であること、2。安心・安全な食べ物であること、3。適正価格であること」により、こだわりの素麺「一筋縄」を開発しました。大和橘についても、奈良から発信できる資源として素晴らしいものということで、普及に協力してくださっています。
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